コストコで非接触式の体温計が安く買えた話。ドリテック TO-402

ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響で家庭や職場などで体温を測定する頻度がかなり多くなりましたよね。世の中で体温計の需要が高まったこともあり、値段は以前よりも高騰しています。

そんな中、コストコで非接触式の体温計を相場よりもかなり安く購入することができたので、紹介したいと思います。

ドリテック TO-402

今回わたしが購入した体温計は、ドリテックの非接触式体温計「TO-402」というモデルです。

価格

1,977円

最近は体温計の価格が高騰傾向にあり、非接触式体温計でこの価格はかなりお買い得です。さらに、末尾が「77」となっているので、通常価格から割引が適用され1,977円という価格になっていたと思われます。

サイズ

【外観寸法】
Φ35×128㎜(センサー保護カバーを除く) 質量 約52g(センサー保護カバー、電池を除く)

測定範囲

【体温計モード】
34.0℃~42.5℃

【温度計モード】
0℃~100℃

最大許容誤差

【体温計モード】
±0.2℃

【温度計モード】
±3℃

ドリテック TO-402の使い方

ドリテック TO-402は通常の体温測定モードの他に、物体の表面温度を測定できる温度計モードが搭載されており、電源を入れるとまずは体温計モードになっています。温度計モードに切り替えたいときは、モードボタンを押してモードを切り替えます。LED表示にモードのマークが表示され、現在どちらのモードになっているのか一目でわかるようになっています。

体温の測定方法

  1. センサーカバーを外して電源を入れる。
  2. 額から2~3センチ離したところにセンサーをむけて、電源ボタンを押しながらゆっくりとこめかみの方へ動かす。(測定中はピッピッピッと音が鳴り続ける)
  3. 測定確認音(ピッポ)となったら測定終了。
  4. 電源ボタから指をはなし、表示画面の体温を読み取る。

測定結果に応じて表示部LEDの色が変わります。

赤LED:測定された体温が37.5℃以上のとき。
青LED:測定された体温が34.5℃~37.4℃のとき。

物体の表面温度の測定方法

  1. センサーカバーを外して電源を入れる。
  2. 体温計モードになっているので、モードボタンを押して温度計モードに切り替える。
  3. 測定対象物から2~3センチ離したところからセンサーを向けて、電源ボタンを押す(押し続ける)
  4. 測定確認音(ピー)となったら測定終了。
  5. 電源ボタから指を離し、表示画面の温度を読み取る。
手動で電源OFFにできない

TO-402は電源ボタンで電源オフにすることができません。オートパワーオフ機能がついており、最初の操作から1分経過すると自動で電源オフになります。電源ボタンで電源オフにできないのを最初は煩わしく感じましたが、裏を返せば電源を切り忘れる心配がないということになるので、これはこれでOK。

TO-402の良いところ

非接触式なので衛生的

ワキに挟んで測定するタイプだと、別の人が使う場合はその都度消毒をしなくてはいけないですよね。その点TO-402の場合は直接肌に触れることがないので、消毒の手間がなくとっても衛生的です。家庭内や会社内などの複数人で使う場合は、間違いなく非接触式がおすすめ。

素早く測定できる

測定にかかる時間が約2~3秒程度です。体調がすぐれないときは体温測定も素早く済ませたいものです。また、複数人の体温を測定する場合でも、従来の体温計よりも効率よく速やかに測定できます。

物体の表面温度が測定できる

私個人的にはあまり使い道が思いつかないのですが、体温測定以外にも物体の表面温度を測定できるモードが搭載されています。ないよりはマシって感じです(笑)

センサー保護キャップ付き

TO-402は形状が円柱形なので、テーブルなどに置くとコロコロと転がってしまいます。そこで活躍するのがセンサー保護キャップです。この商品の要でもある大事なセンサー部分を保護するだけでなく、このキャップがあることで垂直に自立させることができます。保管する際にも立てて置けるのは意外と便利です。

紐通し穴がついている

紐通し穴にひもを通せば吊して収納することもできるし、ネックストラップで首からさげて持ち運ぶこともできます。

TO-402のイマイチなところ

室温に注意

TO-402は室温が15℃以下の場合「L15」と表示され、室温が40℃以上の場合「H40」と表示され、どちらの場合も室温で30分以上ならさなければ温度を測定することができません。

室温が40℃以上になることはあまりないかと思いますが、私の住んでいる東北地方では冬場に室温が15℃を下回ることはしょっちゅうあります。体温を測定したくても、室温が低くて測れない! なんてことが実際におきてしまいます。

寒冷地にお住まいので、朝や夜の気温の低い時間帯に体温計をよく使うという人にこの商品は、あまりお勧めできないかもしれません。

まとめ

TO-402は、有名メーカーの非接触型体温計を安く手に入れたいという人にはオススメの商品と言えます。 ですが、「イマイチなところ」でも書いたように、寒冷地に住んでいる人は、使うときの室温に注意する必要があります。

測定温度の精度にかんしては、実際に私が以前使っていた脇の下に挟むタイプの体温計と比べてもほとんど誤差はありませんでした。それでいて2〜3秒で体温が測定できるので、かなり楽ちんです。

興味のある方はコストコに行った際、ヘルスケアコーナーを是非チェックしてみてください。