「包丁が切れなくなってきらたから研いでくれー。」妻から頼まれることがたまにある。以前、キャンプなどのアウトドアで使うナイフを研ぐために、砥石を買っていたのでそれを使って包丁を研ぐ。ちなみに私が使っている砥石は「シャプトン 刃の黒幕オレンジ 中砥 #1000」少々値段は高いがネットの評判通りでかなりいい感じ。お金に余裕があれば「エンジ 仕上げ砥 #5000」も欲しいところ。
一口に包丁研ぎといっても、包丁を研ぐ角度、力加減、砥石のメンテナンスなど、それなりに技術が必要。最初は砥石などの初期費用もプラスで必要となる。ネットにある情報やYouTubeの動画を参考に見様見真似でやってみると、私のような素人でもそれなりに切れるようにはなるが、毎日使っていればまたすぐに切れなくなる。家庭で毎日使うステンレス包丁の理想的な包丁研ぎの頻度は月1回だそうだ。正直面倒くさい。とはいえプロの研ぎ師に頼めば1､000〜3,000円ほどかかる。三徳包丁とペティナイフを2本頼んだら、あれ？新しい包丁買えちゃうんじゃない？ ってなる。
うーん。そんなに高級な包丁を使っているわけじゃないし、ある程度使って切れなくなってきたら、新しい包丁を買うのもありかも？
ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、そんな時にコストコで出会ってしまったのです。
「HENCKELS（ヘンケルス）フルメタルナイフセット」に。三徳包丁とペティナイフ、さらにはカッティングボードがSとMの2枚ついています。おまけに値段も激安。速攻でカートに入れました(笑)
目次
HENCKELS（ヘンケルス）とは
ドイツの老舗刃物メーカーである「ZWILLING J.A. HENCKELS（ツヴィリング J.A. ヘンケルス）」が取り扱う代表的なブランドで、双子マークのZWILLING（ツヴィリング）、一人マークのHENCKELS（ヘンケルス）があります。日本では総称してHENCKELS（ヘンケルス）と呼ばれることが多いようですが、別々のブランドです。
HENCKELS（ヘンケルス）はZWILLING（ツヴィリング）よりもリーズナブルな価格とカジュアルなデザインが特徴。
HENCKELS（ヘンケルス）フルメタルナイフセット
価格
通常価格 3,980円（税込み）
購入価格 1,977円（税込み） 末尾が77なので、全店舗共通の値下げ商品だったようです。
セット内容・特徴
- 三徳包丁 180mm
- ペティナイフ 130mm
- まな板Sサイズ 310×215×9mm
- まな板Mサイズ 380×260×9mm
日本の家庭でもっとも一般的な、肉・魚・野菜なんでもOKなオールラウンダーの三徳包丁と小さな食材を切るときに便利な取り回し抜群のペティナイフ。材質はオールステンレスなので水や錆に強く、鋼やセラミックに比べてお手入れが簡単。エルゴノミックハンドルが手にフィットするので疲れにくくなっています。
S・Mサイズ２種類のまな板があるので、大きい食材と小さい食材で使い分けることができてとっても便利。材質はポリプロピレン、ポリエチレンとなっています。裏側にはシリコン製の滑り止めがついているので安定した調理が可能です。
包丁とまな板どちらも食洗機OKとなっています。ですが、まな板の耐熱温度が70℃までとなっているので、基本的にまな板の熱湯消毒はNGです。
切れ味抜群。使い心地よし。
さすがドイツの老舗刃物メーカー。切れ味は抜群。かぼちゃや根菜などの硬い野菜でも少しの力でサクサク切れます。
木製のハンドルに比べてステンレスはどうしても滑りやすい印象があるが、エルゴノミックハンドルのおかげで手にフィットするので握りやすく滑らない。切れ味抜群で余計な力が必要ないのでストレスなく調理することができる。
海外の方って手が大きいイメージで、それに合わせて包丁の持ち手も大きいのではないか？ なんて少し心配していたけど、問題なし。もともと我が家で使っていた貝印の関孫六と比べてもハンドルのサイズはそんなに変わらず。HENCKELS（ヘンケルス）は手がそんなに大きくない方でもまったく問題ない。
まとめ
HENCKELS（ヘンケルス）のフルメタルナイフセットがこんなに安く買えるのはコストコだけ。一般家庭はこれ一つあればだいたいOK。包丁やまな板の買い替えを検討している方には本当におすすめ。
追記：2022年8月
2022年8月時点ではフルメタルナイフセットではなく、同じHENCKELS（ヘンケルス）のユニティデイリー3点セットという商品に変わっていました。こちらはフルメタルナイフセットに比べ、まな板が1枚少ない3点セットとなっており、その分お値段も2,948円（税込み）と少々お安くなっています。
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